2004.03.15

(番外編) 私の英語学習法2


くもの巣理論 (単語の覚え方)

  • できるだけ広く関連付けて覚える。
  • 連想で関連を広げて行く。 例えば、写真で、白黒を覚えたら、カラー、接写、望遠、パノラマ、現像、36枚撮りをどういうのかもついでに調べる。
  • 反対語もついでに覚える。 上なら下、暑いなら寒い。天気、天気予報、警報、と広げて行く。
  • このようにできるだけ関連付けて覚えようとすると、関連した言葉のどれかを思い出せれば、それ以外の関連語も思い出せる(ことが多い)。
  • この関連付けの突起を沢山作って広げていくのは、おもしろいので、身につく。
  • 周りのことに関心を持っているのが前提。

ヒヤリングと発音
  • 沢山聞き流したり、書き取ったりすると段々わかるようになる。
  • 無意識に発音が頭に残る。
  • 自分で発音するときに、その耳に残っている発音との違いがわかり、段々正しい発音に近づけようとすることができる。つまり、沢山聞くと、発音も良くなる。
  • 話すときは、まずゆっくり正しく発音し、段々早くしていく。初めから無理に早口にする必要はない。
  • 平行して、次に繋げて発音する(liaison)ことを覚える。
  • 聞きなれていないと、わからないこともある。オーストラリアに行った時、ホテルでレストランに行った時に、Are
    you looking for your タイブル? って言われた時、わからなかった。 tableだった。

リーディング
  • 読みたいものを読む。
  • 最初は内容が日本語でわかっているものを読むのがいい。例えば新聞記事。わからない英語の単語でも前後関係で類推できる場合がある。
  • 毎日継続する。そのためにも新聞はいい。
  • 他にも週刊誌もいい。BusinessWeekは仕事関連の英語も読める。例文も集めやすい。例えば、為替や株価の所を読んでいると、上がった、下がった、急上昇、急落、暴落、徐々に上がる、とか、上がる下がるでも色んな言い方を覚えることができる。私の場合は、それで社内の販売計画、報告の翻訳の時に役立った。

ライティング
  • 覚えた単語や言い回しを使って、色んな文章を書いてみる(頭の中でやってもいい)。
  • 短いもので沢山やってみると、記憶に残る。
  • そのまま暗記しようとしても覚えられないことがおおい。自分の身の回りのことに関連付けて作文して覚えたらいい。
  • 英語で日記を書いたこともある。続けて行くと内容にもよるがあまり日本語意識しないで書けるようになる。

スラング
  • 覚えない。 まず少なくとも一般的な正しい言い方を覚えるまでは。
  • はやり言葉は覚えた頃には、古くなっていることもおおい。 日本語でも同じだが。

英英辞典
  • 初めは簡単な英英辞典。
  • 次第に英語で英語を調べることに慣れて行く。
  • でも、後で通訳や翻訳をやるときはちょっと大変。

文法
  • あまりすきではなかった。特に文法用語は嫌いだった。
  • 基本的な所は(たくさん)用例で覚えるようにした。 I should not have done
    that. (やるべきではなかった)とか。


(2004/02/22)

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2004.02.09

私と英語


現在の英語力(TOEIC970点)はどうやってついたかを振り返るため、これまで英語に関係してやったことを列記してみた。人により時代と興味が違うかもしれないが、一部でも参考になればいいなと思う。結局、計画的にはやってこなかったが、その場その場でしっかり調べて使うこと、その積み重ねで段々と幅広くやれるようになったのだと思う。

英語は好きでやってきただけで勉強してきた感じはしていない。 なぜ好きなのか。 結局違った考えの人達と(直接、間接)接するのが面白いからだと思う。 その気持ちは今でも変わらない。

■小学校6年生 最初の英語との接触。

  • 叔母が近くの教会で英語を教えていたので英語に興味を持つ。教えてと言ったら簡単な英単語を教えてくれた。その一つがappleという単語。英語ってきったない発音だな、と思った。でも聞いたということは何だかわからないけど興味があったんだろう。
■中学生 何か楽しくやった。
  • 中一のときはスパルタ式の教育をする教頭先生が英語の先生。音も文法もくりかえし英文を(読むのではなく)話すことで体得させられた。音を聞いて、意味を漠然と理解させてから、単語のスペリングを教えられた。このような先生に英語を勉強する最初にめぐり合ったことは幸いだった。
  • 反復練習をするような問題集10冊くらいをおもしろがってやる。単語帳やカードで単語を覚える。辞書をこまめに引き、用例を読んだ。
  • おばさんにタイプライターをプレゼントされる。外国製だった。高かったんだろうな。中一の夏休みに教本に従ってキーボードを見ないで練習してブラインドタイプを習得。タイプができるとスペリングを指が覚えていることを知る。
■高校生 こつこつ勉強。
  • 受験校に入った。高1から受験生みたいのがウヨウヨいた。これは知らないだろうと難しい英単語の意味を聞いてくるやつがいた。ちゃんと答えると退散した。
  • 英語の勉強を兼ね英文のPLAYBOYを買って読んだ。ノートに文章を書き取り、単語を引いて、訳を書いた。けど新語が多くて挫折。見るだけに。
■大学生 がむしゃらに勉強した。特に話すこと。
  • 英字新聞を勧誘されて購読した。もったいないので端から辞書を引き引き読んだけどすぐに挫折。それからはどうしても気になる単語のみ引くようにした。一年たったら、普通に新聞として読めるようになっていた。
  • ESS(英会話のクラブ)に所属。4年間英語ばかりやる。ディベート、ディスカッション、ドラマをやる。英語は英語で覚えることに集中。
  • FEN(現在のAFN)のラジオをつけっぱなしで聞く。ニュースを録音して書き取りをした。しばらく続けたら段々わかるようになった。
  • ゼミの先生(米国人)に留学しないかと言われたけど、クラブが忙しいので断る。
■社会人

社団法人国際部: 英語で稼ぎ始めた。自分の英語が実際に外人さんに通じることがわかる。
  • 国際会議のお膳立て等をやる。
  • 国際会議でLAに行った。タクシーに乗車拒否される。
  • 米国大使館のツアーにもついていったことがあったが、その時は大使がコーヒーを入れてくれた。
  • 英語の仕事が少ないので7年後に退職。そのとき履歴書に書く資格が無いので英検を受けたら1級だった。
駐日大使館商務部: 英語で日常的に仕事をすることを経験。
  • 仕事は輸入統計資料作成。通産省に月一通う。
  • 大統領が来た時、迎賓館で受付した。中はキンキラ。昭和天皇を間近で見る。
  • 公使の車で銀座のど真ん中に行き、駐車してマクドナルドを食べる。
  • 英語漬けの仕事だが給料が安いので一年で退職。日常的に英語で仕事をすることには慣れた。
外資系製薬会社翻訳部: 言葉を厳密に訳すことを経験。
  • 新聞の求人で見つけて就職。
  • 一語一語正確に訳すことを叩き込まれる。上司に手直しされずに依頼部署に訳文が出たのは入社後一年後。その時はうれしかった。
  • 先端技術の内容等に接して訳語を作るのが大変だった。PCで用例集を作る。
  • Business Week、Harvard Business Reviewを定期購読。医学関係は専門書、専門雑誌を読みあさって覚えた。
  • 新しい用例等を見つけるのが楽しかった。
  • しばらくすると英訳がスムーズにできるようになっていた。
  • 外人社長や来日した外人さんの通訳をやるようになる。
  • 通訳は翻訳とは違うので会社持ちで日米会話学院の同時通訳科に通う。1年後卒業(総代)。正確さとスピードが求められることを痛感。
  • この時代に正確に、かつ専門的にも正しい言い方で通訳、翻訳することを覚えた。ウィスパリングもやるようになった。
  • 次第に外国とのやりとりをやりたくなり、社内転職でIT部門へ。
外資系製薬会社IT部門: 普通に仕事上で英語を使い、心で通じ合う接し方をするようになる。
  • 本社とのやりとりを一手に行う。翻訳、通訳、プレゼン、電話会議、海外出張多数。
  • 外人さんとは腹をわって話をし、仕事以外でも普通にしゃべりあうように接したら仕事はうまく進んだ。
  • 仕事以外では、米国で外人さんの愚痴を聞いてあげたりもした。
  • 来日した外人さんには仕事以外に飲み会や観光に付き合う。東京から新宿まで散歩につきあったりもした。
  • 合併が何度かあったので再就職する際にいるかなと思いTOEICを受けてみる。885点。
  • 海外とのやりとりが増え、海外出張も頻繁になった。メールは毎日。沢山の添付も短時間に読み返事をすること多々。夜中に電話会議もやる。
  • 同僚の英語力を伸ばすための計画を立てて実施。その一環でベースラインを知るために部下にTOEICを全員受けるように指示。そしたら「全員って上司も入るんですよね?」と言われたので一緒に受けてみる。そしたら970点。外人とのやりとりでもまれたから点数が伸びてたんだろう。
  • 仕事上で付き合いの多かった米国人の友人が病気で死亡。アメリカ出張時にお墓参りに行く。ビールが好きだったので日本のビールを持参。墓は裏庭のプールのそばの日時計だった。ビールをかけて乾杯した。
■自由人 一休み中。

会社が買収されて退職。悠々自適と行きたい所だが。。。。

(2003/12/02)

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私の英語学習法


今までやってきて、結果的に良かったと実感していることを列記します。思いつくまま項目を付け足して行こうと思っています。


発音、アクセントは最初に必ず辞書で確認する。


  • 新しい単語に出会った時、意味を調べることはするが、発音とかは適当にローマ字読みに近い状態で発音したりすると、後で大変。発音が間違っていると外人さんにはまったく通じない。発音はいいとして、アクセントの場所が違っていると、これもまた、通じないことが多い。
  • 新しい単語に出くわした時、辞書を引くだろうが、その時に、意味をまず知りたいのでそこに直行する気持ちは分かるが、意味がわかったら、辞書を閉じる前に、発音記号とアクセントは確認する癖をつけた方がいい。適当に発音やアクセントを頭に入れると、それを訂正するのは大変。間違ったものを正しくするのは結構エネルギーがいる。最初にちゃんと頭に入れたら、後で直す苦労は無くなる。急がばまわれ。辞書を引いたら発音とアクセントも見る。
  • 辞書で発音記号がローマ字のものは論外。却下。
  • 今ではネットで辞書が充実していて発音も聞ける。いい時代になったものだ。辞書サイトはOneLookへ。辞書の中で発音もついてるサイトの一つにはMerriam-Websterがある。

単語はそれが使われている文章の一部として覚える。


  • 単語を辞書で引いたとき、例文とかがあるはず。それを読む。その単語がどのような文章でどのように使われているかが無意識に身につく。単語だけだとそれを使う状態がすぐには出てこないので、実際には使えないことが多い。文章の一部として覚えると、結構とっさのときに出てくる。
  • 辞書で例文がfull sentenceで載っているものはいいと思う。覚えた単語を使って、自分で文章を作ってみるのもいい。

辞書を引いたときは、まわりも読む。


  • 辞書を引くとき、その意味を知りたくって、これだという意味が見つかったらそれでおしまいにすることがあると思うが、もったいない。一つの単語には色んな意味がある場合が多い。それもちょっと読んでおくと、単語の意味の取り違えが減る。takeを辞書で引くと何十もの意味が出てくる。
  • 英語のレベルに従って使う辞書は違って行くとは思うが、辞書はできるだけ大きなもので、意味と用例が沢山出ているもの、それも用例も完結文で載っているものがいいと思う。現在使用している中辞典は「リーダーズ英和辞典」「新和英中辞典」。新英和大辞典もたまには引く。和英は中辞典を4-5冊持っている。いづれも一長一短。
  • 用例だけを集めた辞典もある「英和活用大辞典」はいい。

辞書は気になった時に引く。


  • 英文を読んでいて或る単語が特に気になった時にその場で辞書を引くと結構頭に残る。和英の場合も、あれを英語でどういうのかな、と気になった時に辞書を引くと頭に残る。後で調べようと思っていても、その時には何を調べたかったのか忘れてしまうことも多い。
  • そのような時に身近に辞典があるようにするのがこつ。私はポケット版の英和、和英辞典をかばんに入れて持ち歩いた。最低限、紙切れをすぐとりだせるようにしておいて、気になったことを書き留ておくといい。

英語は普通にしゃべるスピードに接する。


  • 英語のニュースは勉強になる。
  • 漫然と聞いても何も意味が無いかと言うと、そうでもない。普通の発音やイントネーションとかは知らない内に身に着く。たまに耳に残った単語は覚えられる。でも、きっちり身に着けるなら録音して書き取ってみるのがいい。
  • 米軍放送(FEN--今はAFN?)の一時間毎にあるニュースを録音して書き取った。何度も何度も聞き取る努力をする。聞き取れない所は空けておく。答えがないものを書き取ろうとするので集中できる。
  • ニュースは日本語や英語の新聞に載るものが多いので毎日やっていると段々聞き取れる量が多くなる。私がやっていた頃はベトナム戦争の最中でその関係の文章は聞き取れるようになった。
  • ヒヤリングの初期はスピードが落ちたものを聞くのもいいが、或る程度分かるようになったら、普通のスピードの英語を聞いた方がいい。私の場合は、NHKのラジオの英語ニュースを聞いていて結構わかるようになって自信を持ち、FENを聞いてみて、まったくわからないことに愕然とした。
  • 英語は母国語の人が聞くものを聞くのがいい。はじめはわからなくても段々わかってくる。

文書は二度読みする。


  • 英文を読むときにはまず内容を理解しようとする。一部がわからなくても読んで行くと大体の意味が取れる。読んだ文章を書けるかというと、それは別物。
  • 読んだ文章の中には色んな用例が詰まっている。用例を拾うことを意識して再度文章を読んで行くと、今度は内容ではなく用例が頭に残る。気に入ったものがあったら書き取っておくといい。
  • 英語は母国語の人が読むものを読むのがいい。
  • 学生時代はNewsweek, Japan Times,あと興味にまかせてPlayboyを読んだ。社会人になってから継続して購読していてよかったものは、BusinessWeek,
    Harvard Business Review。ポイントは興味があるものを読む。読むものはなんでもいいが、いわゆる洋雑誌がいい。内容に興味がないものを読んでもあまり頭に残らない。だんだん苦痛になって継続できない。

覚えたものは使ってみる。


  • 使うといっても外人の前でしゃべるというようなことではない。覚えた言い方はまず頭の中で作文をしてみる。できれば声を出して。幾つか短文を作ってみると記憶に残る。実際に外人の前でも驚くくらいタイミングよく覚えた言い回しが出てくる。

間違った例をあげ、正しくはこう言うとかいうたぐいの本は絶対読まない。


  • 間違いとの対比で覚えてしまう。間違いの方が不思議に頭に残る。間違いというのは分かるんだが正しくはどういうか思い出せない。そのような本を読むより正しい文章を山ほど読んだ方がずっといいと思う。

人に聞かない。


  • わからないことがあったときに知っている人に聞くのは容易。簡単に入手した答えが頭に残るかというと忘れてしまうことが多い。絶対聞いてはいけないということではないが、或る程度もがいて調べて、それでもだめだったときに聞くべき。それなら頭に残る。
  • 人に聞くと覚えられないことが多い。自分で調べて見つけたものは覚えている。

(2003/12/20)

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